心地の良い水温、肌触りのよい泉質、清潔さのある浴槽
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温冷交互浴
温冷交互浴を推奨している施設もある


水風呂の利用者はまだまだ少ない
日本サウナ総研の2019年3月の調べによると、水風呂を利用している人は「2割」という結果でした。サウナを利用した人に限定すると、水風呂を利用する割合は5割でした。思っている以上に水風呂を使っている人が少ないという印象です。

“温冷交互浴とは”
「温冷交互浴」とは、湯・水・湯・水・湯・水と交互に入る入浴法です。湯・水を交互に入浴を繰り返し、血管を収縮させることで血行が良くなり、さらには自律神経の乱れの正常化を助けます。この温冷交互浴を行う事で、一日の疲れやストレスを解放し、明日への活力が湧いてきます。また女性の冷え性や低血圧その他慢性病にも効果が見込め、入浴後は、普通の湯上がりよりも数倍の爽快感が得られます。



“水風呂の種類で施設を選ぶ”
私が東京の銭湯を利用するようになってから、自宅のお風呂では味わえない爽快感を感じられるようになったのは、水風呂に入るようになってからです。当時、近所にあった「武蔵小山温泉」の水風呂は、黒湯の水風呂で、肌がすべすべして効果を感じられやすく、水風呂が好きになるきっかけとなりました。今ではどんな水風呂があるかを調べてから温泉や銭湯、宿泊施設を選んだりするようにもなりました。

“温冷交互浴が人生の楽しみの一つに”
東京の銭湯は、サウナが別料金の施設も多く、お風呂だけ利用する機会も増え、お風呂で熱くなった身体をゆっくりと足から時間をかけて水風呂へ入っていくと、じわーっと身体が冷たくなり、肩までつかるころには心地よさを感じることができました。5分ほどゆっくりと水風呂に入り、露天の椅子で外気浴、またお風呂にゆっくりと入る。お風呂と水風呂、外気浴をの「温冷交互浴」を3回ほど繰り返すと、すっかり身も心もすっきりとしていて、帰宅する足取りはすごく軽やかで、この感覚が忘れられなくなりました。それからは、サウナを利用しなくても、お風呂と水風呂のある施設で交互浴することが、人生の楽しみの一つになりました。



“働くパパや子育てママにもお勧め”
温冷浴を交互に利用することで自律神経の働きをよくし、ストレス解消や疲労回復、冷え性や不眠解消への効果が期待できます。仕事終わりなど身体に加えて、頭の疲労感を感じたときに、銭湯で温冷浴を繰り返すことで、心身ともに、頭の疲れもすっきりと解消され、なんともいえない気持ちよさを感じられます。その後、さらに仕事をしても集中力もアップし、また、そのままゆっくりと身体を休めて、ぐっすりと睡眠しても幸せを感じられます。子育てをしているママさんにも、子どもの育児で疲労やストレスを感じたときに、少し時間ができたときに、家の近くの銭湯で温冷浴をするだけで十分な気分転換になります。また、女性には美肌効果やアンチエイジングといった若々しさにつながるうれしい効果も得られるので一石二鳥です。



「温冷浴法」は、昭和初期の医学者、西勝造氏が1927年に創始した健康法のひとつで、当時、西勝造氏の研究は「西医学」として世に知られました。西勝造氏の考案した各種の療法は、「西式健康法」として健康施設や病院などで今でも活用されており、その一つに温冷浴があります。

 



サウナのあるほとんどの施設に水風呂は用意されていますが、水道水を循環させて供給しているところも少なくありません。循環させている水道水は、皮膚に対する刺激が強すぎて、温冷た交互浴には最適ではありません。源泉や地下水、山の湧き水などの名水などミネラル豊富な水を潤沢に使っている水風呂が温冷交互浴にはおすすめです。

 



温冷交互浴は日々の健康や美容の出発点となる、血行を改善して新陳代謝を促します。美容や体調不良で、お悩みの場合は一度、末広温泉の温冷浴をおためしください。健康はもちろんの事、肌の美しさは、この血液の循環そのものであり、血行を良くすることで皮膚直下の細胞まで栄養が行き渡り、いつまでも若々しい肌を保つ事が出来ます。逆に血行不良は、肌のみならず、さまざまな体調不良の原因となります。

“美肌、毛穴のくすみ”
温冷交互浴を行う事によって、全身の毛穴は開いたり、閉じたりと収縮を繰り返します。深くて大きな浴槽の水圧の中で毛穴のひとつひとつに水圧をかけて、全自動で毛穴の洗濯とすすぎをしているような状態です。温冷交互浴を行っている間に、老廃物や皮脂が洗浄されて入浴後は、つやつやのスベスベの肌が出来上がります。しかも水質は軟水。美肌作りにおいて、温冷浴は、究極の洗濯と言えます。

“シミ、しわ”
血液循環が悪くなると、皮膚の代謝が滞ってしまい古くなった角質がいつまでも肌にとどまり、肌の保湿力が弱くなります。この肌の保湿力の低下が、肌にさまざまなトラブルを引き起こす原因でもあります。たとえば、シミの原因となるメラニン色素自体は、本来は紫外線から私達の身体を守る目的で生成されるのですが、血行不良で新陳代謝が低下すると、メラニン色素が細胞内から外側に排泄されにくくなり、シミの原因となります。

“顔色”
顔の皮膚は、身体の皮膚と比較して薄く出来ているために皮膚に近い毛細血管の血行の状態が顔の肌の色に影響を与えます。血行が良好ならば毛細血管まで血流が行き届き、イキイキとした健康的な顔色になるのは言う間でもありません。健康的でイキイキとした顔は、自分にもまわりにもプラスの影響を与えていきます。

“冷え性、むくみ”
冷え性を医学的な言葉にすると「末梢血管の血行不良」といいます。人間のからだは寒いと感じると、まず命にとって重要な臓器を守るよう働きかけます。そのため、体の末梢血管を細くして血液を臓器に集中するように切り替えるのです。そして末梢血管の血行不良が起こり、細胞はエネルギーが不足し熱を作り出せなくなり、主に手や足、腰などが異常に冷たく感じる「冷え性」の状態になるというわけです。こうした冷え性の解決策はズバリ、原因である血行不良を予防・改善することです。血行不良はまた、むくみとも関係しています。無理なダイエットや行き過ぎたサプリメントの摂取は、かえって自然な血液の循環を妨げる事が有りますので注意が必要です。

“ストレス解消”
女性のからだはもともとストレスに弱く、自律神経が狂いやすいと言われています。自律神経の狂いは冷え性の原因となります。冷え性が女性に多いのもこれが理由のひとつです。冷えると頭痛や肩こり、腰痛、膝痛、足底痛などが起きやすくなります。温冷交互浴の効能のひとつとして、自律神経の調整、改善があります。お湯〜水の繰り返しで、交感神経と副交感神経のバランスをとりもどす事ができます。日々の子育てや家事でいっぱいいっぱいになったら一度、温冷交互浴をお試しください。

 

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